「子どもの命を守るために」 ~指導死の視点から~

子どもの豊かな成長をもたらすはずの学校・教師が、子どもを追いつめ、時として子どもの命を奪うことがあるのをご存じでしょうか?

新潟では、2012年に高田高校生(当時17歳)が部活の顧問の執拗な叱責が要因で命を絶ちました。昨年3月には、福井県池田町の中学生が、担任や副担任の厳しい叱責を苦に自殺しています。いずれも教師の指導が原因で、「指導死」に至った事件です。

今回の講演では、18年前に、中2の次男を「指導死」で亡くした、「指導死親の会」の共同代表を務める大貫隆志さんを講師にお招きし、皆さんと共に、子どもを追いつめ、死に至らしめる教師の指導から、子どもの命をどう守っていくのかを考えたいと思います。


2018年第1回講演会

  • 日時
    2018年9月16日(日)
    13時30分~16時00分(受付 13時00分~)
  • 講師
    大貫隆志さん
    (指導死 親の会 共同代表)
  • 会場
    新潟市総合福祉会館4F(408号室)
    新潟市中央区八千代1-3-1
    電話 025(248)7161
  • 参加費
    500円(会員300円)中、高、大学生無料
  • 主催
    NPO法人子どものオンブズにいがた

『いじめ事件発生とその後の対応についての問題点』 〜誰も救われない学校・教育委員会の対応〜

2017年度第2回講演会

昨年10月に新潟県教育委員会は、2016年度の県内小中高、特別支援校でのいじめ認知件数が9,935件で、前年度の3倍超に大幅に増加したと発表しました。
依然としていじめの被害で苦しむ事態が続いているのですが、2016年11月21日には、県立新潟工業高校1年生が「毎日が生き地獄」と遺書に書き残して、自ら命を絶ちました。生徒は学校に相談していたとのことです。いじめられた生徒は、何が原因で命を絶つまでに追いつめられたのか。学校は、どの様に対応したのか。なぜ、救えなかったのか。
講演会では、ご遺族の佐々木正さんに、わが子を突然にいじめで失った悲しみや悔しさとともに、学校・教育委員会の対応の問題点を語っていただきます。
命を奪っていくいじめをどう防ぐか、いじめられた生徒をどう救済するか、私たち大人に課せられた課題は少なくありません。ご遺族からの問いかけを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 

佐々木正さんからのメッセージ

2016年11月21日、突然一人息子が命を自ら絶ってしまいました。息子は遺書を残し、そこからいじめを受けていたことを初めて知りました。…。

学校は事件発生直後、校長が「すべて私の責任です」と発言したにもかかわらず、1年以上経った今も何の処罰もなく、また自らとれる責任すらとらず、遺族に対して不誠実な対応を取り続けています。

全国で依然として多くのいじめの問題・事件が発生し、その対応で多くの子どもたち、その保護者の方たちが傷つけられています。各地で悩み苦しんでいる方々の証言などもお伝えしながら、問題点や解決策などを皆様とご一緒に考えていきたいと思います。

 

開催日時 2018年3月25日(日)午後1時30分から午後4時
(受付 午後1時から)

会 場  新潟市総合福祉会館4F(405号室)
新潟市中央区八千代1−3−1

講師 佐々木正さん

参加費 500円(会員300円) 学生無料

主催 NPO法人子どものオンブズにいがた

「先生は子どもを守らない 」~わが子の命を奪われた学校事故・事件から見えるもの~

6月25日午後1時30分から新潟市総合福祉会館5階(501号室)において

先生は子どもを守らない
~わが子の命を奪われた学校事故・事件から見えるもの~

と題して
全国学校事故・事件を語る会代表  宮脇勝哉さん
を迎えての2017年第1回講演会を開催いたします。

全国各地で起きている学校事故について、元公立学校教員で1999年にご長男を中学校の部活中にに亡くされた宮脇さんを迎えて、今、学校で何が起きているのか、教員は・保護者は何をすればよいのか皆さんと一緒に考えてみませんか。
参加申し込みはいりません、時間がありましたら会場へお越しください。

参加費 500円(会員300円)学生無料

お子様とご一緒でも構いません。

連絡先 事務局長 瀧澤 登
携帯電話 090−5212−1798